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今年はじめてか・・

開けなくなっちゃったな、このブログ。

今日は久しぶりに独り言。

最近、意を決して体重を落とさなくっちゃと頑張り始めている。

ようは、食事の摂りかたと、身体を動かすことなんだよね、分かってるんだけど。

これが中々きちんとできない、が、やろうと決めた。

此の頃、これをやろう!と、何か目の前に置くことが多くなっている。

ちょっと逃げもあるかな、その一点に集中で他に目をむけない?考えない?

チャレンジというと聞こえがいいけど、ボケ~っとするのが怖いのかもしれない。

話はもどるけど、ダイエットと言いつつ、食事を野菜中心に半月くらい手作りで健闘している。

1~2キロ(弱です)落ちたものの、そのまま平行線です。

食事はちゃんと上手く摂っているのだから、これ以上は?そう、身体を動かすことしかない。

それで、こんどは少し歩くことを入れてみようと思います。←昨日。

寒いので朝は無理、ならばと今日は、会社帰り道をず~~っと、反対向きに出て、

20~30分を目安に遠回りで帰ることにした。


それで、うす暗くなった道を、表通りから南へ向かい、信号を左に折れて、

日没の薄明かりを背中に、K町の方向へ向かって歩く。

黙々と、足早に歩く。

暫く行くと、右手に実家へ続く道がみえきた。

何も考えてなかった頭の中に、半世紀も前の光景が突然浮かんできた。


そうだ、この道はまだ舗装もされていなかった。

左手は田んぼ、右手は桑畑だった・・・し、街路灯なんてモンもなかった。

このお寺の道を曲って、まっすぐ家に帰らなくてはなんだけれど、

足はまっすぐ母の住むK町の方へ歩いていた。

県道といえ、まだ砂利道の田舎道、暗く足元がゴロゴロして歩きづらかった。

直線の道は近いようで遠い、子供の足ではずいぶん歩いたとおもう。

歩き疲れた頃、農協の倉庫が薄暗がりに迫ってきた。

ハッと我に返る・・・意味のないことをしていたことは分かっていたのです。

まだ、今なら間に合う、ここを右手に折れて、桑畑を横切って何事もなかったように

家の方帰ればいいんだ、そうしなくちゃいけない。

そんなことを繰り返していた私。

その時の光景と、その時の思いが、急に頭に浮かんできて涙ぐんでしまった。

どうしたんだろう、、、この涙にちょっと戸惑い、厭きれて苦笑い。


おセンチになって今書いている訳じゃなくて、心って不思議だなってことなんです。

あの道をいつもいつも通っているけれど、思い出しもしなかったのです。

頭の中のどこかに、色々な記憶が詰まっているのでしょう、きっと。

忘れたのじゃなくて、思い出さないだけなんだとおもう。

特に、つらかったり、悲しかったりすることは知らず知らずに封印してあります。

それが、思いもよらない時に、ひょっこりと顔をだしてくるのです。

もしや?年とってきたから、神経も緩まってしまりがなくなってきちゃってるかな。


切なく、涙のんで歩いていた道を、今、痩せなくっちゃなんて歩くことになるなんてね、不思議。


よっしゃ、20分くらい歩いたぞ!と、左手学校に向きを変え、我が家に戻ろう!
by kkarakkaze | 2007-01-31 23:40 | ひとりごと
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